実家から帰ってきた。確か先週の火曜日くらいに。帰ってきたのはまあいいとして、またぞろ体調を崩し、さらに数週間に一度の鬱期が重なり、結果として何もやる気がしなくなったので困った。仕方がないので一緒に暮らしてくれる猫がいたらどのような名前を付けてあげればよいかという命題について考えていた。しかしこれがもうびっくりするくらい良い名前が思いつかない。あまりにも思いつかないのでまあ待てこういうことは頭だけで考えてもうまいことが思いつかないわけで実践して五感で考えてみることが必要であるに違いないという考えに至り、いるはずのない猫を膝の上に乗せてじゃらしてみたりいたずらに餌を失敬してみたり一緒に風呂に入ろうとして嫌がられてみたり嫌いなやつの悪口を言い合ってみたり(ウチの猫は人語を理解するノダ!!)していたらなんだかだんだん愉快な気持ちになってきたのだけれど、最終的に天寿を全うしたいるはずのない猫のなきがらの前で軽く涙しそうになるという小中学校等で禁止される類の遊びに発展していったのでなんかもうだめだと思った。