青空文庫夏目漱石の『坊ちゃん』を読んだ。そのむかし坂本さんのわいえむおーの方(他意はありません)が「スピーカーが糞すぎるのでぱそこんは音楽を聴く道具としては全然だめだめだと思います!(意訳)」みたいなことを言っていたような言ってなかったようなおれの捏造のような気がしないでもないが、これは小説に関してもあてはまるのではないだろうか。確かにぱそこんでも内容は伝わるが、発光する画面を長時間凝視すると目が疲れて困る。さらに内容以外の、装丁とかフォントとか紙の臭い(おれは本を読んでいる途中、必ず紙の臭いをかぐ)とか本の重さとか、そういうものがないのは非常に寂しい。そうつまり、小説を読むという行為は単純に情報を得るってことじゃなくて、経験することなんだよ!

みたいなことを熱く語るとモテるんじゃないでしょうか。